結腸直腸がんの治療における補償および診療実務は大きく変わってきています。また、大腸CT検査と結腸内視鏡検査の類似の有効性を示す追加的エビデンスもあります。本記事では、著者がメディケアのクレームデータ、診療報酬体系、確立されたプロトコル、その他の情報源を用い、1回の検査に係る大腸CT検査および結腸内視鏡検査(結腸直腸がん患者の一団に対する結腸内視鏡検査の照会費用を含む)の費用を推計しました。その結果、メディケアの対象者にとって、大腸CT検査は、コスト効率のよい結腸直腸がんスクリーニングの選択肢であること、またこれにより、結腸直腸がんスクリーニングに係るメディケアの支出を削減できそうであることがわかりました。
本記事は、Abdominal Imagingに掲載された記事の再掲です。