本稿では、生命保険会社に関わる12月の規制の進展を振り返ります。欧州監督当局(European Supervisor Authorities、ESAs)、欧州保険・年金監督機構(European Insurance and Occupational Pensions Authority、EIOPA)、健全性規制機構(Prudential Regulation Authority、PRA)、金融行為規制機構(Financial Conduct Authority、FCA)が公表した業界関連事項について、以下を含む組織ごとの詳細を確認します。
- FCAが、個人投資家に提供される年金・情報への取り組みを改善する計画に着手
- EIOPAが、「DP on the Prudential Treatment of Sustainability Risks(持続性リスクの慎重な取り扱いに関するDP)」および主要リスクに関する金融安定性報告を公表
- FCAが、同理事会に対するEnvironmental, Social, and Governance Advisory Committee(ESG諮問委員会)について発表
- PRAが、ポリシーステートメント12/22「Insurance special purpose vehicles...(保険特別目的媒体・・・)」を公表
- EIOPAによるその他の公表資料